TikTok広告の入稿規定一覧|
サイズ・尺・ファイル形式・テキスト文字数【2026年最新】
TikTok広告を入稿する際に確認すべき動画サイズ、アスペクト比、尺、ファイル形式、テキスト文字数、サムネイル要件などの規定を2026年最新版で一覧にまとめました。インフィード広告を中心に、Spark Ads・TopView・カルーセル・Playable Ads・Pangle配信まで網羅しています。入稿前のチェックリストとしてご活用ください。
この記事のポイント
- インフィード広告の動画は9:16(縦型)・解像度720x1280以上・尺5〜60秒(推奨21〜34秒)が基本
- ファイル形式はMP4・MOV・MPEG・AVIに対応、ファイルサイズは500MB以下
- 広告テキストは1〜100文字(推奨12〜34文字)。デバイスにより省略表示されるため短く簡潔に
- Spark Ads・TopView・Pangle等はフォーマット別に追加規定があるため要確認
TikTok Ads Managerから出稿するインフィード広告(運用型)の基本仕様。フォーマット別の追加規定は下記を参照してください。
TikTok広告の基本入稿規定(インフィード広告)
TikTok広告で最も一般的に利用されるインフィード広告(運用型広告)の入稿規定を解説します。Ads Managerから出稿する際の基本仕様として、まずはこの規定を押さえてください。
動画の入稿規定
インフィード広告に入稿する動画クリエイティブの仕様は以下の通りです。
| 項目 | 規定 | 推奨 |
|---|---|---|
| アスペクト比 | 9:16 / 1:1 / 16:9 | 9:16(縦型フルスクリーン) |
| 解像度 | 縦型 540×960px以上 / 横型 960×540px以上 / 正方形 640×640px以上 | 1080×1920px |
| 動画の尺 | 最大10分(Spark Adsは尺の制限なし) | 21〜34秒 ※自社運用実績に基づく |
| ファイル形式 | .mp4 / .mov / .mpeg / .3gp / .avi | MP4 |
| ファイルサイズ | 500MB以下 | できるだけ軽量に |
| ビットレート | 516kbps以上 | 2,500kbps以上 |
| コーデック | 公式規定なし | H.264 ※自社運用実績に基づく |
| ビデオコーデックの互換性 | 500MB・516kbpsの制約内に収まること | 可変ビットレートよりも固定ビットレートが安定 |
アスペクト比について:9:16(縦型)がTikTokのフルスクリーン表示を最大限に活かせるため、最もパフォーマンスが高い傾向にあります。1:1(正方形)は他プラットフォームとの素材共有がしやすい利点がありますが、TikTok上では上下に余白が表示されるため没入感が下がります。16:9(横型)は非推奨です。
動画の尺について:TikTok公式は21〜34秒を推奨しています。短すぎるとサービスの魅力を十分に伝えきれず、長すぎると途中離脱が増えます。ただし、フック(冒頭の掴み)のA/Bテスト用に9〜15秒の短尺を制作するケースも多いです。
テキストの入稿規定
動画に添えるテキスト要素の仕様は以下の通りです。
| 項目 | 文字数 | 補足 |
|---|---|---|
| 広告テキスト(説明文) | 1〜100文字 | 推奨12〜34文字。デバイスにより省略表示あり |
| ブランド名(表示名) | 2〜40文字 | アプリ名またはブランド名を設定 |
広告テキストはフィード上で動画の下部に表示されますが、長文は途中で「...」に省略されるため、重要な訴求は先頭に持ってきてください。また、絵文字は使用可能ですが、特殊文字やHTMLタグは使用できません。
アカウント表示要素の入稿規定
動画本体だけでなく、広告に並んで表示されるプロフィール画像とアカウント名にも規定があります。ここを軽視すると、動画が良くても表示が崩れてブランドの印象を損ないます。
| 要素 | 規定 | 備考 |
|---|---|---|
| プロフィール画像 解像度 | 98×98px | アスペクト比 1:1 |
| プロフィール画像 形式 | .jpg / .jpeg / .png | アニメーション不可 |
| プロフィール画像 容量 | 50KB未満 | 動画の500MBと比べて桁が3つ違うため、書き出し設定に注意 |
| プロフィール画像 セーフゾーン | 中央 66×66px | 円形にトリミングされるため、ロゴはこの範囲に収める |
| アカウント名(日本語) | 最大10文字 | 中国語・韓国語も同じ10文字。1行表示で超過分は省略 |
| アカウント名(英数) | 最大20文字 | 日中韓以外の言語の場合 |
とくに見落とされやすいのがプロフィール画像の50KB制限です。動画のファイルサイズ上限500MBに対して1万分の1の容量しかなく、通常の書き出し設定ではまず超過します。PNGよりJPEGを選び、書き出し時に圧縮率を調整してください。アカウント名は日本語で10文字までなので、正式社名が長い場合はサービス名やブランド名に寄せる判断が必要です。
テキストはあくまで補助的な役割です。ユーザーの多くは動画の視聴に集中しており、テキストまで読まないケースが大半です。訴求の核心は動画内のテロップやナレーションで伝えるのが鉄則です。
画像・CTAの規定
- プロフィール画像:正方形画像。アスペクト比1:1。ブランドロゴやアプリアイコンを設定
- CTA(行動喚起ボタン):「今すぐダウンロード」「詳しくはこちら」「今すぐ購入」など、あらかじめ用意された選択肢から選択。カスタムテキストは不可
- サムネイル:動画から自動生成されるほか、任意の画像をアップロード可能。アスペクト比は動画と同一
ZVA の運用サービス
規定に合わせた入稿まで、まとめて任せる選択肢もあります
仕様の確認と差し替えは、毎回の入稿で地味に時間を取られる作業です。ZVAは制作から配信・改善まで成果報酬型で対応します。
広告運用について相談する →フォーマット別の追加規定
インフィード広告以外のフォーマットには、追加の仕様や制約があります。出稿するフォーマットに合わせて確認してください。
| Spark Ads | TopView | カルーセル広告 | Playable Ads | |
|---|---|---|---|---|
| 尺・ボリューム | オーガニック投稿に準拠(最大10分の動画も配信可能) | 5〜60秒 | 画像 2〜10枚 | 体験時間の推奨 15〜30秒 |
| 比率・サイズ | オーガニック投稿に準拠 | 9:16のみ(横型・正方形は不可) | 1200×628px(横型)推奨 / JPG・PNG | レスポンシブ対応必須(iOS / Android) |
| 入稿の要件 | 投稿者のアカウントから広告承認コードを発行して紐付ける | 1日1社限定の買い付け型。営業担当経由での出稿が基本 | 1枚あたり100KB以上、500KB推奨 | HTML5形式(ZIPでアップロード)・2MB以下 |
| 押さえどころ | いいね・コメント・シェアがオーガニック投稿に蓄積される。テキストは投稿キャプションがそのまま表示され、Ads Manager側での編集は不可 | アプリ起動時に最初に表示される全画面動画。音声付きで自動再生される | TikTok本体ではなく主にPangleやニュースフィード配信面で利用。各画像にテキストとリンクを個別設定できる | インタラクティブなミニゲーム体験。主にゲームアプリ向けで、最後にCTAを置きストアへ遷移させる設計が一般的 |
Pangle配信時の追加規定
Pangle(パングル)はTikTok for Businessが提供するオーディエンスネットワークです。TikTok以外の提携アプリ面に広告を配信できるため、リーチを拡大したい場合に活用されます。
Pangle配信では、TikTok本体の入稿規定に加えて以下の点に注意が必要です。
| 項目 | Pangle追加規定 |
|---|---|
| 動画アスペクト比 | 9:16 / 1:1 / 16:9 いずれも対応(配信面によって自動調整) |
| バナー画像 | 640x100px / 1200x628px 等、配信面に応じて複数サイズ必要 |
| リワード動画 | 尺15〜30秒推奨。スキップ不可の全画面再生 |
| インタースティシャル | 全画面表示。動画またはバナー形式 |
Pangle配信はTikTok面とは異なるユーザー体験になるため、Pangle専用のクリエイティブを別途用意するのがベストプラクティスです。TikTok用のUGC風クリエイティブをそのまま転用すると、配信面とのミスマッチでパフォーマンスが低下することがあります。
よくある入稿エラーと対処法
入稿時に審査落ちやエラーが発生するケースは少なくありません。特に初回入稿時に頻出するエラーとその対処法をまとめます。
| エラー | 症状 | 対処 |
|---|---|---|
| 1. ファイルサイズ超過 | 「ファイルサイズが上限を超えています」というエラー | 動画を圧縮して500MB以下にする。HandBrakeなどの無料ツールでH.264コーデック・ビットレート2,500〜5,000kbpsに再エンコードすると、画質を保ちつつファイルサイズを大幅に削減できる |
| 2. 動画の尺が規定外 | 5秒未満の動画や60秒を超える動画がアップロードできない | 動画編集ソフトでトリミングし5〜60秒に収める。Spark Adsの場合はオーガニック投稿の尺に準拠するため、60秒超でも配信可能 |
| 3. 解像度不足 | アップロードはできるが、審査で「低品質」と判定される | 最低でも720×1280px、推奨は1080×1920pxで書き出し直す。スマートフォンの標準カメラ設定をFHD(1080p)以上にしておけば、まず問題は起きない |
| 4. 非対応ファイル形式 | WebM・FLV・WMVなどの形式でアップロードエラー | MP4(H.264コーデック)で再書き出しする。MP4が最も互換性が高く、推奨フォーマット |
| 5. テキスト・クリエイティブの審査落ち | 広告審査で「ポリシー違反」として不承認になる | TikTok広告ポリシーに抵触する表現がないか確認する(下記チェック項目を参照) |
審査落ちしやすい表現以下に該当していないかを入稿前にチェックしてください。
- 「絶対」「100%」「必ず」などの断定的な表現
- 薬機法に抵触する効果効能の表現(美容・健康系)
- 景品表示法に違反する誇大広告
- ビフォーアフターの過度な演出
- 第三者の権利を侵害する素材(無断使用の音楽・画像)
入稿前チェックリスト
入稿ミスを防ぐために、以下のチェックリストを毎回確認してから入稿してください。
- 動画のアスペクト比が9:16(または1:1)になっているか
- 解像度が720x1280px以上あるか
- 動画の尺が5〜60秒の範囲内か(推奨21〜34秒)
- ファイル形式がMP4 / MOV / MPEG / AVIのいずれかか
- ファイルサイズが500MB以下か
- 広告テキストが100文字以内か(推奨12〜34文字)
- ブランド名が2〜40文字の範囲内か
- プロフィール画像が1:1の正方形か
- CTAボタンを適切に選択しているか
- リンク先URL(LP/ストアページ)が正しく遷移するか
- 動画内テロップのセーフエリア(上下左右の端から10%内側)にテキストが収まっているか
- 音声なしでも訴求が伝わるようにテロップが入っているか
- TikTok広告ポリシーに抵触する表現がないか
入稿規定の確認に時間をかけるより、クリエイティブの質と量に集中しましょう。ZVAなら最短ご発注から3営業日で広告配信を開始でき、1か月で59本のクリエイティブを制作・配信した事例もあります。成果報酬型のため、成果が出るまで費用は発生しません。規定対応の手間を省き、本来注力すべき事業成長にリソースを集中させたい方はお気軽にご相談ください。
まとめ
TikTok広告の入稿規定は、動画サイズ・尺・ファイル形式・テキスト文字数など多岐にわたります。基本となるインフィード広告の規定を押さえた上で、Spark Ads・TopView・Pangle等のフォーマット別の追加規定を確認することが重要です。
規定を満たしていても、審査で不承認になるケースがあります。特に薬機法・景品表示法に関わる表現には細心の注意を払ってください。本記事のチェックリストを活用し、入稿前の確認を習慣化することで、差し戻しによる配信遅延を防げます。
なお、TikTokは入稿規定を定期的にアップデートしています。最新情報はTikTok広告ヘルプセンターで必ず確認してください。
参考資料・出典
- TikTok for Business ヘルプセンター
- TikTok「広告クリエイティブおよびランディングページに関する広告ポリシー」
- Pangle 公式サイト
- 消費者庁「景品表示法」
- 厚生労働省「医薬品等の広告規制について」
各プラットフォームの仕様・管理画面の名称は変更される場合があります。実務では必ず公式ドキュメントの最新版をご確認ください。上記の一次情報に基づかない制作・運用上の数値(本数・工数・単価・改善率など)は、株式会社ZVAの自社運用実績に基づく参考値であり、案件条件により変動します。