運用実務 2026.04.11

TikTok広告の入稿規定一覧|
サイズ・尺・ファイル形式・テキスト文字数【2026年最新】

TikTok広告を入稿する際に確認すべき動画サイズ、アスペクト比、尺、ファイル形式、テキスト文字数、サムネイル要件などの規定を2026年最新版で一覧にまとめました。インフィード広告を中心に、Spark Ads・TopView・カルーセル・Playable Ads・Pangle配信まで網羅しています。入稿前のチェックリストとしてご活用ください。

この記事のポイント

  • インフィード広告の動画は9:16(縦型)・解像度720x1280以上・尺5〜60秒(推奨21〜34秒)が基本
  • ファイル形式はMP4・MOV・MPEG・AVIに対応、ファイルサイズは500MB以下
  • 広告テキストは1〜100文字(推奨12〜34文字)。デバイスにより省略表示されるため短く簡潔に
  • Spark Ads・TopView・Pangle等はフォーマット別に追加規定があるため要確認

TikTok広告の基本入稿規定(インフィード広告)

TikTok広告で最も一般的に利用されるインフィード広告(運用型広告)の入稿規定を解説します。Ads Managerから出稿する際の基本仕様として、まずはこの規定を押さえてください。

動画の入稿規定

インフィード広告に入稿する動画クリエイティブの仕様は以下の通りです。

項目 規定 推奨
アスペクト比 9:16 / 1:1 / 16:9 9:16(縦型フルスクリーン)
解像度 720x1280 以上 1080x1920
動画の尺 5〜60秒 21〜34秒
ファイル形式 MP4 / MOV / MPEG / AVI MP4
ファイルサイズ 500MB以下 できるだけ軽量に
ビットレート 516kbps以上 2,500kbps以上
コーデック H.264推奨 H.264

アスペクト比について:9:16(縦型)がTikTokのフルスクリーン表示を最大限に活かせるため、最もパフォーマンスが高い傾向にあります。1:1(正方形)は他プラットフォームとの素材共有がしやすい利点がありますが、TikTok上では上下に余白が表示されるため没入感が下がります。16:9(横型)は非推奨です。

動画の尺について:TikTok公式は21〜34秒を推奨しています。短すぎるとサービスの魅力を十分に伝えきれず、長すぎると途中離脱が増えます。ただし、フック(冒頭の掴み)のA/Bテスト用に9〜15秒の短尺を制作するケースも多いです。

テキストの入稿規定

動画に添えるテキスト要素の仕様は以下の通りです。

項目 文字数 補足
広告テキスト(説明文) 1〜100文字 推奨12〜34文字。デバイスにより省略表示あり
ブランド名(表示名) 2〜40文字 アプリ名またはブランド名を設定

広告テキストはフィード上で動画の下部に表示されますが、長文は途中で「...」に省略されるため、重要な訴求は先頭に持ってきてください。また、絵文字は使用可能ですが、特殊文字やHTMLタグは使用できません。

テキストはあくまで補助的な役割です。ユーザーの多くは動画の視聴に集中しており、テキストまで読まないケースが大半です。訴求の核心は動画内のテロップやナレーションで伝えるのが鉄則です。

画像・CTAの規定

  • プロフィール画像:正方形画像。アスペクト比1:1。ブランドロゴやアプリアイコンを設定
  • CTA(行動喚起ボタン):「今すぐダウンロード」「詳しくはこちら」「今すぐ購入」など、あらかじめ用意された選択肢から選択。カスタムテキストは不可
  • サムネイル:動画から自動生成されるほか、任意の画像をアップロード可能。アスペクト比は動画と同一

フォーマット別の追加規定

インフィード広告以外のフォーマットには、追加の仕様や制約があります。出稿するフォーマットに合わせて確認してください。

Spark Ads

Spark Adsは、TikTokアカウントのオーガニック投稿をそのまま広告として配信するフォーマットです。

  • 動画の規定はオーガニック投稿に準拠(最大10分の動画も配信可能)
  • 投稿者のアカウントから広告承認コードを発行して紐付ける必要がある
  • テキストはオーガニック投稿のキャプションがそのまま表示される(Ads Manager側での編集不可)
  • いいね・コメント・シェアのエンゲージメントがオーガニック投稿に蓄積される点が大きなメリット

TopView

TopViewはアプリ起動時に最初に表示される全画面動画広告です。

  • 動画の尺は最大60秒(5〜60秒)
  • アスペクト比は9:16のみ(横型・正方形は不可)
  • 音声付きで自動再生される
  • 1日1社限定の買い付け型のため、Ads Managerからの直接入稿ではなく営業担当経由での出稿が基本

カルーセル広告

カルーセル広告は複数の画像をスワイプで閲覧できるフォーマットです。TikTok上ではなく、主にPangle(後述)やニュースフィード配信面で利用されます。

  • 画像枚数:2〜10枚
  • 画像サイズ:1200x628px(横型)推奨
  • ファイル形式:JPG / PNG
  • ファイルサイズ:1枚あたり100KB以上、500KB推奨
  • 各画像にテキストとリンクを個別設定可能

Playable Ads

Playable Adsはインタラクティブなミニゲーム体験を提供する広告フォーマットです。主にゲームアプリのプロモーションで利用されます。

  • HTML5形式で制作(ZIP形式でアップロード)
  • ファイルサイズ:2MB以下
  • 体験時間の推奨:15〜30秒
  • 対応端末:iOS / Android(レスポンシブ対応必須)
  • 最後にCTAボタンを設置し、ストアページへ遷移させる設計が一般的

Pangle配信時の追加規定

Pangle(パングル)はTikTok for Businessが提供するオーディエンスネットワークです。TikTok以外の提携アプリ面に広告を配信できるため、リーチを拡大したい場合に活用されます。

Pangle配信では、TikTok本体の入稿規定に加えて以下の点に注意が必要です。

項目 Pangle追加規定
動画アスペクト比 9:16 / 1:1 / 16:9 いずれも対応(配信面によって自動調整)
バナー画像 640x100px / 1200x628px 等、配信面に応じて複数サイズ必要
リワード動画 尺15〜30秒推奨。スキップ不可の全画面再生
インタースティシャル 全画面表示。動画またはバナー形式

Pangle配信はTikTok面とは異なるユーザー体験になるため、Pangle専用のクリエイティブを別途用意するのがベストプラクティスです。TikTok用のUGC風クリエイティブをそのまま転用すると、配信面とのミスマッチでパフォーマンスが低下することがあります。

よくある入稿エラーと対処法

入稿時に審査落ちやエラーが発生するケースは少なくありません。特に初回入稿時に頻出するエラーとその対処法をまとめます。

1. ファイルサイズ超過

症状:「ファイルサイズが上限を超えています」というエラー。

対処:動画を圧縮して500MB以下にしてください。HandBrakeなどの無料ツールでH.264コーデック・ビットレート2,500〜5,000kbpsに再エンコードすると、画質を保ちつつファイルサイズを大幅に削減できます。

2. 動画の尺が規定外

症状:5秒未満の動画や60秒を超える動画がアップロードできない。

対処:動画編集ソフトでトリミングし、5〜60秒の範囲に収めてください。Spark Adsの場合はオーガニック投稿の尺に準拠するため、60秒超でも配信可能です。

3. 解像度不足

症状:動画がアップロードできる場合でも、審査で「低品質」と判定されるケース。

対処:最低でも720x1280px、推奨は1080x1920pxで書き出し直してください。スマートフォンの標準カメラ設定をFHD(1080p)以上にしておけば、まず問題は起きません。

4. 非対応ファイル形式

症状:WebM・FLV・WMVなどの形式でアップロードエラー。

対処:MP4(H.264コーデック)で再書き出ししてください。MP4が最も互換性が高く、推奨フォーマットです。

5. テキスト・クリエイティブの審査落ち

症状:広告審査で「ポリシー違反」として不承認になる。

対処:TikTok広告ポリシーを確認し、以下に該当していないかチェックしてください。

  • 「絶対」「100%」「必ず」などの断定的な表現
  • 薬機法に抵触する効果効能の表現(美容・健康系)
  • 景品表示法に違反する誇大広告
  • ビフォーアフターの過度な演出
  • 第三者の権利を侵害する素材(無断使用の音楽・画像)

入稿前チェックリスト

入稿ミスを防ぐために、以下のチェックリストを毎回確認してから入稿してください。

  • 動画のアスペクト比が9:16(または1:1)になっているか
  • 解像度が720x1280px以上あるか
  • 動画の尺が5〜60秒の範囲内か(推奨21〜34秒)
  • ファイル形式がMP4 / MOV / MPEG / AVIのいずれかか
  • ファイルサイズが500MB以下か
  • 広告テキストが100文字以内か(推奨12〜34文字)
  • ブランド名が2〜40文字の範囲内か
  • プロフィール画像が1:1の正方形か
  • CTAボタンを適切に選択しているか
  • リンク先URL(LP/ストアページ)が正しく遷移するか
  • 動画内テロップのセーフエリア(上下左右の端から10%内側)にテキストが収まっているか
  • 音声なしでも訴求が伝わるようにテロップが入っているか
  • TikTok広告ポリシーに抵触する表現がないか

入稿規定の確認に時間をかけるより、クリエイティブの質と量に集中しましょう。ZVAなら最短ご発注から3営業日で広告配信を開始でき、1か月で59本のクリエイティブを制作・配信した事例もあります。成果報酬型のため、成果が出るまで費用は発生しません。規定対応の手間を省き、本来注力すべき事業成長にリソースを集中させたい方はお気軽にご相談ください。

まとめ

TikTok広告の入稿規定は、動画サイズ・尺・ファイル形式・テキスト文字数など多岐にわたります。基本となるインフィード広告の規定を押さえた上で、Spark Ads・TopView・Pangle等のフォーマット別の追加規定を確認することが重要です。

規定を満たしていても、審査で不承認になるケースがあります。特に薬機法・景品表示法に関わる表現には細心の注意を払ってください。本記事のチェックリストを活用し、入稿前の確認を習慣化することで、差し戻しによる配信遅延を防げます。

なお、TikTokは入稿規定を定期的にアップデートしています。最新情報はTikTok広告ヘルプセンターで必ず確認してください。

よくある質問

TikTok広告の動画サイズは何が推奨ですか?
TikTok広告で最も推奨される動画サイズはアスペクト比9:16(縦型フルスクリーン)で、解像度は720x1280ピクセル以上です。1080x1920ピクセルが最も高品質で推奨されます。1:1(正方形)や16:9(横型)も入稿可能ですが、TikTokのフルスクリーン表示を活かせる9:16が最もパフォーマンスが高い傾向にあります。
TikTok広告の動画の長さは何秒まで可能ですか?
TikTok広告の動画尺は最短5秒、最長60秒です。TikTok公式が推奨する尺は21〜34秒で、この範囲がコンバージョン率と視聴完了率のバランスが最も良いとされています。9〜15秒の短尺もフック検証用としては有効ですが、商品理解を深めるには21秒以上が望ましいです。
TikTok広告のテキスト文字数の上限は?
TikTok広告の広告テキスト(説明文)は1〜100文字(半角換算)が入稿可能範囲です。ただし、デバイスによっては途中で省略表示されるため、推奨は12〜34文字です。ブランド名(表示名)は2〜40文字で設定します。テキストは動画の補助的な役割のため、訴求の核心は動画内のテロップで伝えるのが効果的です。
入稿時によくあるエラーの原因と対処法は?
よくある入稿エラーは、(1)ファイルサイズが500MBを超えている場合は圧縮ツールで再エンコード、(2)動画の尺が5秒未満または60秒超の場合はトリミングで調整、(3)解像度不足の場合は720x1280以上で書き出し直し、(4)非対応フォーマットの場合はMP4またはMOVで再書き出し、(5)テキストにNGワードが含まれる場合はTikTok広告ポリシーを確認し表現を修正、の5つです。エラーメッセージをよく読み、該当箇所を修正して再入稿してください。

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※ 本記事は2026年4月時点の情報に基づいています。TikTokの入稿規定は随時更新されるため、最新の仕様はTikTok広告ヘルプセンターを必ずご確認ください。記載されている数値・仕様は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の広告成果を保証するものではありません。広告運用に関する意思決定は、ご自身の責任において行ってください。